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AIU Cedar Societyが兵庫県芦屋市長の講演会を開催しました

2025年6月2日(月)国際教養大学同窓会ホールにて、本学公認団体「AIU Cedar Society」が兵庫県芦屋市長?高島 りょうすけ氏をお招きし、「人生における意思決定の行い方」をテーマに講演会を開催しました。

AIU Cedar Societyは2025年度春学期に新設され、キャンパスにいながらAIU生に「出会い」「学び」「実践」のサイクルを提供することと、AIUと秋田の経済界をつなげるハブになることの2点を目標に活動しています。

記念すべき第1回講演会の登壇者にお招きした高島市長は、アメリカのハーバード大学で環境工学を専攻。2023年には弱冠26歳で芦屋市長選挙に当時史上最年少で当選しました。

兵庫県芦屋市長 高島りょうすけ氏 (Photo by Mao YASUDA)
兵庫県芦屋市長 高島 りょうすけ氏 (Photo by Mao YASUDA)

講演会には学内外から合わせて約200人が参加しました。このうち学内参加者は正規学部生全体のおよそ5人に1人が出席し、学生の関心の高さがうかがえました。

本講演会は、大学での3度の休学、インターンシップの経験、政治家への転身など、人生のさまざまな分岐点で決断を下してきた高島氏の経験に基づいた講演と、参加者との質疑応答という2部構成で行われました。

質疑応答では「市長は対話を強調されているが、皆が活発に議論や対話できる場をどのように形成しているのか」「芦屋市の教育大綱には『問いの立て方』や『AI使用の技能?リテラシー』が強調され、生徒へのサポートが不可欠と読み取れるが、生徒をサポートするスキルを持つ教員、人材をどのように確保、育成しているのか」「さまざまな選択肢がある中で、地方自治体の首長という立場を選択したのはなぜか」など、高島氏の考え方から市長としての仕事に関するストレートな質問まで、幅広く闊達に対話が繰り広げられました。

活発な質疑応答の様子 (Photo by Mao YASUDA)
活発な質疑応答の様子 (Photo by Mao YASUDA)
真剣にメモを取る学生 (Photo by Mao YASUDA)

参加者からは「普段学内で過ごしているだけでは、ほぼ間違いなく会えない方のお話を聞けるという貴重な経験ができる素晴らしい企画だった」「学生生活のなかで周りと自分を比較して卑下してしまうことがあったが、人生の中で大きなゴールを持たなくても良いという考えを聞いて肩の荷が降りた」「高島市長の講演はもちろん、質疑応答の中で実際の活動や考えについてうかがうことができ、刺激を受けた」など、多くの感想が寄せられました。

集合写真 (Photo by Mao YASUDA)
集合写真 (Photo by Mao YASUDA)

AIU Cedar Societyからのメッセージ

私たちは、AIU生が秋田にいながら刺激を受けたり学びを得たりすることができ、そこで生まれた思いを秋田の中で実現できる、というエコシステムを、AIUのキャンパス、そして秋田県の中に創り上げることを目標にして活動しています。今後も、普通に過ごしているだけでは出会えない「各分野の最前線で活躍する社会人」を招く講演会、専門家を招聘して仲間とさらに学びを深める勉強会などを開催する予定です。そして究極的には、私たちのクラブの活動をきっかけに行動を始めたAIU生で秋田県内が盛り上がり、経済が活性化し秋田に関係するすべての人が笑顔になれば良いなと考えています。

今後とも、AIU Cedar Society をよろしくお願いいたします。